2009年8月25日
静電気の被害
通常は流れる電流も小さく生命機能に影響を与えることはないが、時として危険なこともある。
とくに可燃性気体や火薬などを扱う場所で火花放電が起こると、爆発や火災などの大事故になり得る。通常、こうした可燃性の危険物を取り扱うような作業をする際は、静電気の起こりにくい木綿などの服を着用し、静電気のたまりにくい導電性の高い材質で作られた靴を履くことが求められ、業務としてそれを行う際には規則として定められている。扱う部屋や建物に入室する際にも、アースされた金属板に手をつけるなどして電位を中和してからドアをあける。
なお、セルフ式のガソリンスタンドでは、揮発したガスが突然に発火する現象がしばしばみられる。客の着衣等における静電気による火花が原因とされ、注意がうながされている。スタンド従業員は静電気防止のユニフォームを着ているためにこうした事故はおこらない、一般客の場合は給油前に給油機に貼られている放電プレートに触れる事が指示されており事故防止の対策として普及されている
製造現場における静電気対策
ICなどの半導体部品や液晶は静電気による高電圧が素子を破壊する恐れがあり、静電気によるほこりの付着も嫌う。電子機器や半導体部品や電子部品、HDD(ハードディスクドライブ)、液晶などの生産現場には静電気発生させない対策や静電気を漏洩させる対策や、静電気を除電中和するイオナイザーをはじめ、様々な静電気対策が施されている。
また、作業員自身の静電気対策として静電気が起こりにくいような服装をしたり、リストストラップや静電気対策床と静電気対策靴を用いて体の一部をアースに接続しておくなどの対策も行われている。一般家庭において、PCの内部を触るときなども、電子部品に触れる前に筐体の金属部分に触れるなどして静電気を逃がすのが安全である。筐体の金属部位を触った瞬間は人体の電位と電子機器の筐体の電位差が無くなるが、人体に対して何も静電気対策していない場合、筐体から手を離した次の瞬間には、人体の衣服などによる摩擦帯電等の静電気帯電が始まり、非常に危険である。電子機器の内部などを手で触れる場合は必ず人体の静電気対策としてリストストラップの着用が必須である。ホビーとして各種の電子回路などを扱う際にも静電気には留意するべきであり、アースのためのクリップ付きコードを接続するリストバンドなどが市販されている。
精密空調による静電気対策
静電気は乾燥した冬場や低湿度条件で発生しやすいため、細かい温湿度管理ができる精密空調も製造現場の静電気対策の一つで、クリーンルーム全体を管理する空調のほか、クリーンブースやクリーンベンチ、製造装置に取付ける空調ユニットなど局所空調も有効な静電気対策として広く使われている。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
静電気も時には大変危険なものになるのですね。
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